内科・呼吸器内科・アレルギー科
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日祝 |
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午前診 9:00〜12:30 |
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午後診 15:00〜18:00 |
は9:00〜13:00
はじめて受診される方は
下記の物をお持ちください。
かぜ、くしゃみ、鼻水、咳、痰、嘔吐、下痢、関節痛などの症状から、高血圧、糖尿病、脂質異常症、高尿酸血症などの生活習慣病、慢性疾患まで内科全般の診療を行っております。
どことなく身体の調子が悪いが、どこに行ってよいかわからない、といった場合でも当クリニックにお気軽にご相談ください。
肺(呼吸器)の病気に関して専門的な検査や治療を行います。
咳が長引く方、気管支喘息、肺炎、COPD(慢性閉塞性肺疾患)などの呼吸器疾患をお持ちの方はご相談ください。
次のような症状の方はお早めにご相談ください。
その他、禁煙外来や睡眠時無呼吸症候群外来も行います。禁煙したい方、昼間の眠気が強い方、いびきが気になる方はご相談ください。
睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome : 通称SAS(サス))は、眠っている間に呼吸が止まったり、弱くなったりすることによって日常生活にさまざまな障害を起こす病気です。AHIとは、1時間あたり10秒以上息が止まったり、呼吸が弱くなったりする回数を表します。AHIが5回以上 あり、日中の眠気などの症状がある場合、またAHIが15以上では症状が無くても、睡眠時無呼吸症候群と診断されます。
睡眠中にいびきをかいたり、呼吸が止まったりしますが、これは自分ではわかりません。自覚症状としては、夜にしっかり眠れていないため、日中に眠気やだるさがあったり、朝に頭痛がしたりします。また、眠りが浅いため、夜中に何度もおしっこに行く方もいらっしゃいます。
息が止まると、体の中の酸素の量が低下し、各臓器に負担がかかった状態となります。1日6時間睡眠しているとして、人生の1/4が、酸素が低い状態になると、徐々に様々な病気が発症してきます。睡眠時無呼吸症候群の患者さんは、脳卒中が3.5倍、高血圧が2.1倍、心不全が4.3倍、糖尿病は2.3倍、うつは5倍の発症リスクがあると報告されています。夜間突然死のリスクも高まります。また、交通事故を起こすリスクは2.4倍ともいわれていますので、自覚症状が無くても、治療が必要な病気です。
肥満の方や、扁桃が大きい方、首が短い方、顎が小さい方は、気道が狭くなるため、無呼吸を起こりやすいです。
来院されましたら、まずは問診や診察をさせていただきます。
睡眠時無呼吸症候群の可能性があると判断しましたら、簡易検査の機器を貸出ししますので、ご自宅で検査をしていただきます。簡易検査だけで診断がつく方もいらっしゃいますが、精密検査が必要と判断されましたら、1泊入院していただき、PSG(終夜睡眠ポリグラフ検査)という、より詳しい検査を受けていただきます。PSGは他院に紹介させていただき、そちらで受けていただきます。
3割負担の方で、簡易検査には2,200円程度(初診料を含めて3,000円程度)かかります。PSG(精密検査)には1万円程度(入院費用は別途必要)かかります。
CPAP治療が最も有効で普及している治療法です。簡易検査でAHIが40以上、またはPSGにてAHIが20以上の方がCPAP治療の適応となります。CPAP治療は、鼻に装着したマスクにCPAP装置からチューブを通して空気を送り、気道閉塞を防ぐものです。
その他、マウスピースで下顎を前方に出す方法や、扁桃腫大やアデノイド肥大が原因の場合は手術で取り除く方法もあります。
また、減量や減酒、横向きに寝るといった生活習慣の改善も有効です。
CPAP治療の場合、3割負担の方で、毎月4,500円程度かかります。
花粉症、アレルギー性鼻炎の症状を改善、あるいは軽くする治療を行います。
アレルギー検査を行い、スギあるいはダニがアレルギーの原因であればアレルゲン免疫療法も行います。
現在日本人の25%以上がスギ花粉症といわれています。
「舌下免疫療法」は、現在スギ花粉症を治すことができる、唯一の治療法です。
具体的には、スギ花粉の成分を少ない量から舌の下に投与し、徐々に量を増やして、体質を変えていく治療です。
2014年10月にスギ花粉症の舌下免疫療法治療薬が発売されました。発売当初は12歳以上の年齢制限がありましたが、2018年6月に11歳以下の小児でも可能な新しい製剤が発売されました。
受診に際して、予約は不要です。
残念ながら全ての方に効くわけではありません。
治療を行って、ほぼ完治される方が20%弱、かなり楽になる方が約30%、症状はあるが以前よりは楽になる方が約30%で、80%以上の方に効果が認められますが、治療効果がない方も約10~20%程度いらっしゃいます。完全に治らなくても、症状が緩和されたり、抗アレルギー薬の内服量を減らしたりできることも、治療効果と理解してください。
まず採血でスギ花粉症であることを確認してから、治療を開始します。採血結果が出るまで数日かかります。当院以外で採血を受けた方は、結果を持参ください。
スギ花粉から抽出した薬(錠剤、又は液体)を舌下(舌の裏)に置き、1~2分保持し、その後飲み込みます。1回目の投与は院内で行い、30分間経過観察させていただきます。以降は毎日自宅で行います。
通院は、治療開始後の数回は2週間毎に来院していただき、副作用が無く安全にできているか確認します。その後は月に1回、通院していただきます。
安全に治療を行うために、スギ花粉の飛散する1月~5月に舌下免疫療法を開始することはできません。
スギ花粉の飛散が始まる3か月以上前から治療を開始すると効果的であり、11月中旬までの治療開始が好ましいですが、12月までは開始可能です。1月以降になると6月まで待っていただく必要があります。
治療期間は長期に及びます。まずは2年ほど治療を行い、ある程度効果が認められれば、合計3年程度の治療をお勧めしております。その後も効果は持続しますが、終了して何年も経過すると、また症状が悪くなる方もいらっしゃいます。その際には、再度1~2年間の舌下免疫療法を行うと、再度改善すると考えられます。
この薬は、スギの花粉の成分を抽出したものですので、体に害のあるものではありません。
しかし、スギ花粉に対するアレルギーがある方に、スギ花粉を投与するわけですから、アレルギー反応が起こることがあります。
大抵の方は、口の中の腫れや、のどの痒みで、怖い反応ではありません。重篤なアレルギー反応としてアナフィラキシーを起こす可能性がありますが、きわめて稀であり、かなり安全性の高い薬とされています。
年齢制限はありません。
ただ、子供さんの場合、①採血させてくれること、②舌下に1分間薬を保持できることが条件となりますので、だいたい5歳くらいから可能と考えています。
また、高齢者の方については、効果のある方の割合がやや少なくなるともいわれており、また、治療期間が3年と長期でもありますので、治療するかどうかは相談の上で行っております。
スギ花粉症の方には皆さんお勧めですが、
特に下記のような方はお勧めしています。
下記のような方は適応外となります。
*高血圧でベータブロッカーという薬を飲んでいる方は、他の薬に変更する必要があります。
アレルギー性鼻炎といえば、スギ花粉症が最も知られていますが、花粉症の時期でもないのに1年中くしゃみ、鼻水、鼻づまりが続く方は、ダニが原因のアレルギー性鼻炎の可能性があります。
日本では2014年にスギ花粉の舌下免疫療法が保険適応となり、2015年にダニの舌下免疫療法が保険適応となりました。
ダニの舌下免疫療法とは、ダニから抽出した成分を少ない量から舌の下に投与し、徐々に量を増やして、体質を変えていく治療です。
ダニには、主にヤケヒョウヒダニとコナヒョウヒダニの2種類があり、じゅうたんや布団などにたくさん生息しています。
生きているダニではなく、ダニの死骸や糞便がアレルギー性鼻炎の原因になります。
ハウスダストの中にはダニの他、ガやゴキブリなどの昆虫、ペットの毛、カビ、フケなども含まれますが、98%以上がダニであり、
ダニとほぼ同じと考えてよいでしょう。
残念ながら全員の方に効果がある訳ではありません。
約20%の方で劇的な効果を認め、60%程度の方に何らかの効果を認めましたが、10~20%程度の方には全く効果が認められないとされています。
まず採血でダニ(ハウスダスト)アレルギーであることを確認してから、治療を開始します。
採血結果が出るまで数日かかります。当院以外で採血を受けた方は、結果を持参ください。
ダニから抽出した薬を舌下(舌の裏)に置き、1~2分保持し、その後飲み込みます。1回目の投与は院内で行い、30分間経過観察させていただきます。以降は毎日自宅で行います。
通院は、治療開始後の数回は2週間毎に来院していただき、副作用が無く安全にできているか確認します。その後は月に1回、通院していただきます。
治療はいつからでも開始できますが、スギ花粉症がある方は、安全に治療を行うために、スギ花粉の飛散する1月~5月の開始は避けています。スギ花粉症の自覚がない方でも採血をするとスギに対するアレルギーを持っている方もいらっしゃいますので、治療前に採血で確認させていただきます。
治療期間は長期に及びます。まずは2年ほど治療を行い、ある程度効果が認められれば、合計3年程度の治療をお勧めしております。
この薬は、ダニの成分を抽出したものですので、体に害のあるものではありません。
しかし、ダニに対するアレルギーがある方に、ダニを投与するわけですから、アレルギー反応が起こることがあります。
スギ花粉症の舌下免疫療法よりも高率で強く起こるので、注意しながら治療を行います。
大抵の方は、口の中の腫れや、のどの痒みで、投与後短時間で症状は改善し、1週間~1カ月程度で徐々に治まってくる方が多いです。その他、胃腸症状、眼や耳の痒みも認めることがあります。稀ですが、重篤なアレルギー反応としてアナフィラキシーを起こす可能性がありますので、治療法を守っていただくことが重要です。
年齢制限はありません。
ただ、子供さんの場合、①採血させてくれること、②舌下に1分間薬を保持できることが条件となりますので、だいたい5歳くらいから可能と考えています。
また、高齢者の方については、効果のある方の割合がやや少なくなるともいわれており、また、治療期間が3年程度と長期でもありますので、治療するかどうかは相談の上で行っております。
ダニ・ハウスダストのアレルギー性鼻炎の方には皆さんお勧めですが、
特に下記のような方はお勧めしています。
下記のような方は適応外となります。
*高血圧でベータブロッカーという薬を飲んでいる方は、他の薬に変更する必要があります。
まずは片方から治療を開始し、安定すれば、もう一方も追加できます。
当院ではインフルエンザワクチンや肺炎球菌ワクチン、その他のワクチンの接種を行っています。
詳細はお電話にてお問合せ下さい。
ワクチンは予約制です。
希望される方は、ご予約をお願いいたします。
TEL.0744-25-6655
当院ではより正確な検査・診断を行うために、様々な設備を整え皆様の健康管理のサポートをいたします。